※この記事には広告・アフィリエイトリンクを含みます。料金・条件・手続きは会社や地域、契約時期によって変わることがあるため、申し込み前に各社の公式サイトと契約前書面で最新の内容をご確認ください。
「電力会社を切り替えると安くなるらしいけど、手続きが難しそう」。そんな理由で、電気代が高いと感じながら何もしていない方は多いと思います。
実は電力会社の切り替えは、多くの場合、Webからの申し込みだけで完了します。工事の立ち会いも、今の電力会社への解約連絡も、基本的には不要です(同じ住所・本人名義での切り替えの場合)。この記事では、切り替えの流れと、家庭で気をつけたいポイントを順番に整理します。わが家も、キャンペーン内容とメリット・デメリットを比べて、電力会社を切り替えた経験があります。ただし、同じプランでも家庭の使用量で支払額は変わるため、申し込み前に過去12か月の使用量で総額を試算してください。
結論:申し込みで完了。停電リスクも電気の質も変わらない
電力会社を切り替えても、家に届く電気そのものは変わりません。送配電(電線や電柱の管理)は今までどおり地域の送配電会社が担当するため、停電しやすくなることも、電気の質が落ちることもありません。主に請求元と料金プランが変わり、契約窓口・問い合わせ先・付帯サービスも変わる場合があります。
切り替えの流れ(4ステップ)
① 検針票(または電気のマイページ)を用意する
申し込みに必要なのは主に次の2つです。紙の検針票がなくても、今の電力会社のWeb会員ページで確認できます。
- お客さま番号
- 供給地点特定番号(22桁の番号)
② 料金プランを比較して選ぶ
電気の使用量(kWh)が同じでも、単価の仕組みで支払いは変わります。まずは自分の家の月間使用量を検針票で確認し、できれば過去12か月分の使用量をもとに総額で比較します。家庭向けの比較の考え方は新電力はどれを選ぶ?家庭向け比較にまとめています。なお申し込み先が「登録小売電気事業者」であることも確認しておくと安心です。
③ 乗り換え先のWebから申し込む
申し込みフォームに検針票の情報を入力します。同じ住所・本人名義での切り替えなら、今の電力会社への解約連絡は原則不要で、新しい会社が手続きを引き継いでくれます。ただし、引っ越しを伴う場合・名義変更・料金の未払いがある場合・特殊な契約の場合は、今の会社にも確認が必要です。
④ 切り替わるのを待つ
供給が始まるまでの標準的な目安は、スマートメーターへの交換が必要な場合は約2週間、交換が不要な場合は約4日とされています。ただし実際の供給開始日は、申し込み先の契約内容や処理状況によって前後します。スマートメーターの交換費用は原則かかりませんが、交換にともなう付随工事費が発生する場合や、作業中に15分ほど停電する場合があります。立ち会いが必要かどうかは、地域の送配電会社の案内を確認してください。
申し込み後に確認しておくこと
- 受付完了のメールが届いているか
- 供給開始日(いつから新しい会社になるか)
- 支払い方法の登録
- 今の会社からの最終請求
- 初回の請求で、使用量と単価が想定どおりか
切り替え前に確認したい注意点
市場連動型プランは仕組みを理解してから
電気の市場価格に連動して単価が変わるプランは、安い時期がある一方で、市場価格が高騰すると請求が大きく跳ねる可能性があります。仕組みを理解できるまでは、単価固定型のプランの方が家計管理はしやすいです。市場連動型の考え方はLooopでんきの仕組みと向いている家庭とリミックスでんきを選ぶ前に確認したいことで解説しています。
解約金・最低利用期間・事務手数料の有無
解約金・最低利用期間・契約/解約事務手数料の有無はプランによって異なります。「無料で切り替えられる」と一律には考えず、申し込み前に費用の項目を確認します。
賃貸・マンションでも原則OK
賃貸でも、部屋ごとに電力契約している場合は自由に切り替えられます。建物全体で一括契約(高圧一括受電)の場合は個別切り替えができないため、管理会社に確認します。
ガスとのセットは「合計額」で判断
電気とガスをまとめると管理は楽になりますが、セット割があっても単体最安の組み合わせに負けることがあります。まとめる前に合計額で比較するのがおすすめです。考え方は東京ガスの電気はどんな家庭に向いている?で整理しています。
こんな家庭は切り替えやすい/慎重にした方がいい
切り替えやすい家庭
- 過去12か月の使用量をもとに、総額で比較できる
- 料金の計算式(基本料金・単価・燃料費調整など)を自分で確認できる
慎重にした方がいい家庭
- 市場連動型の価格変動リスクを許容できない
- オール電化・一括受電・特殊なプランを契約している
- 対面や電話でのサポートを重視したい
FAQ
切り替えに費用はかかりますか?
申込時の費用は事業者・プランによって異なります。スマートメーターへの交換も原則無料です。ただし、契約事務手数料や解約金、付随工事費が発生するプラン・地域もあるため、申し込み前に費用の項目を確認してください。
新電力が倒産したら電気は止まりますか?
すぐに止まるわけではありませんが、「地域の電力会社が自動で引き継いでくれる」とあてにするのは避けてください。倒産や撤退の通知を受けたら、通知された期日までに自分で別の小売電気事業者へ申し込むのが基本です。間に合わなくてもただちに停電するとは限りませんが、契約がない状態が長引くと供給が止まる可能性があるため、早めの切り替えが必要です。
切り替えて合わなかったら戻せますか?
別の小売電気事業者へ再度切り替えることはできますが、元の会社の同じ料金プランへ戻れるとは限りません。再加入条件、解約金、供給開始日を確認してから申し込んでください。
まとめ
電力会社の切り替えは、検針票を手元に置いてWebから申し込むだけで、多くの場合、工事の立ち会いも解約連絡も不要です。電気の質や停電リスクは変わらないので、「使用量に合った単価の会社を選ぶ」ことに集中すれば大丈夫です。ただし、特典やキャンペーンだけで飛びつくのではなく、自分の使用量で総額を試算し、メリットとデメリットを比べてから決めるのがおすすめです。
電気代が高いと感じている方は、まず電気代が高い原因と見直し方で原因を切り分けてから、この記事の手順で切り替えを進めてみてください。なお、料金単価・燃料費調整・解約金・事務手数料・供給開始日は会社や地域、契約時期によって変わります。申し込み前に公式サイトと契約前書面で最新の条件をご確認ください。
