「電気代が高いから新電力を見てみたい。でも、会社が多すぎて何を比べればいいのか分からない」と感じることはありませんか。スマホ代のように毎月見える固定費なのに、電気代は料金の仕組みが分かりにくく、後回しになりがちです。
わが家でも固定費の見直しは、まず通信費から進めてきました。次に見るなら電気代です。冬に暖房を使った影響もあり、電気代が2万円を超えた月があり、「これは一度、他社も比較した方がいい」と感じました。
そのときに見るべきだと感じたのは、キャンペーンよりも基本料金と電力量料金の単価です。電力会社は「どれが一番安い」と単純に言い切りにくく、生活リズム、使用量、住んでいるエリアで合う選択肢が変わります。
結論:新電力は「安さ」だけでなく料金の読みやすさで選ぶ
新電力を選ぶときは、月額だけを見て決めるより、まず基本料金と電力量料金の単価を分けて見ると判断しやすくなります。東京ガスの電気はガスとまとめたい家庭、リミックスでんきは基本料金0円や市場連動型を理解して使える家庭、Looopでんきは時間帯ごとの料金変動を意識できる家庭と相性があります。
| 候補 | 見たいポイント | 向いている家庭 |
|---|---|---|
| 東京ガスの電気 | ガスと電気をまとめられるか、基本プランの対象エリアか | 請求や管理をまとめたい家庭 |
| リミックスでんき | 基本料金0円、市場価格に連動する仕組み | 電気を使う時間帯を調整しやすい家庭 |
| Looopでんき | 30分ごとの電気料金変動を確認できるか | 料金変動を見ながら使える家庭 |
東京ガスの電気は「管理をまとめたい家庭」に向きやすい
東京ガスの基本プランは、ガスと電気のセット割ができるメニューです。公式情報では、契約電流10〜60Aまたは契約容量6〜50kVA未満が対象とされています。都市ガスと電気を同じ会社で管理できるため、家計簿や支払い管理をシンプルにしたい家庭には分かりやすい選択肢です。
ただし、東京ガスの電気は燃料費調整の上限がない点に注意が必要です。燃料価格が高い時期には、想定より高くなる可能性があります。「東京ガスだから安心」で終わらせず、自宅の使用量で試算してから判断するのが安全です。
リミックスでんきは「基本料金0円」と市場連動型を理解して選ぶ
リミックスでんきのStyleプラスは、基本料金0円で、市場価格に連動する電力量料金の仕組みです。電気をあまり使わない月の固定負担を抑えやすい一方で、電気料金は市場の動きに左右されます。
市場連動型は、ざっくり言うと「電気を仕入れる価格の動きが、毎月の電気代に反映されやすい仕組み」です。安い時期にはメリットが出やすい一方、電気を多く使う夏や冬に市場価格が上がると、思ったより高くなることがあります。公式FAQでも、市場が落ち着いている春秋は安くなるケースがある一方、市場が高騰する夏冬には高くなる場合があると説明されています。つまり「基本料金0円だから必ず安い」ではなく、「変動の仕組みを簡単にでも理解して試算する」ことが大切です。
Looopでんきは「時間帯を意識できる家庭」向け
Looopでんきも、市場連動型の考え方が強い電力サービスです。日中や深夜など、単価が低い時間に家電を動かせる家庭なら検討しやすい一方、夕方から夜に家事や家電利用が集中する家庭では思ったほど下がらない可能性があります。
詳しい仕組みは、既存記事のLooopでんきの仕組みと向き不向きでも整理しています。市場連動型が合うか不安な場合は、Looopだけでなく東京ガスやリミックスでんきも同じ使用量で比べると判断しやすくなります。
新電力を比較するときの確認先
電気代は家庭ごとに結果が変わります。まずは公式の料金条件や試算ページで、自宅の使用量に合うか確認してみてください。
向いている人・向いていない人
新電力の比較が向いている人
- 毎月の電気代が高く、通信費の次に固定費を見直したい人
- 検針票やマイページで電気使用量を確認できる人
- 料金の安さだけでなく、管理しやすさも重視したい人
慎重に考えたい人
- 料金の変動が大きいと不安になる人
- 市場連動型の仕組みを確認するのが面倒な人
- 「必ず安い会社」を探していて試算をしたくない人
まとめ:電気代は「どの会社が安いか」より「わが家に合うか」で見る
新電力は、会社名だけで選ぶと迷いやすくなります。東京ガスのように管理をまとめやすいサービス、リミックスでんきやLooopでんきのように市場連動型を活かすサービスでは、向いている家庭が違います。まずは電気代が高いと感じたら最初に見るポイントで使用量を確認し、そのうえで候補を比べると失敗しにくくなります。

